小町公園
千葉東金道路の東金ICから程近い工業団地・千葉東テクノグリーンパークの中に、「小町公園」があります。
ここには昔、平安六歌仙の一人で絶世の美女として有名な小野小町が機織りに使った道具を埋めた塚がありました。その名も「小町塚」。
現在は開削されてしまいましたが、公園の北端につくられた歌碑とモニュメントにその名残りがみられます。
花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせし間に
(長雨が降っていた間に桜の花の色が褪せたように、私の容色も物思いにふけっていたづらに時が過ぎゆくなかすっかり衰えてしまったことよ)
小町ガスホルダー
千葉東テクノグリーンパークのキャッチフレーズも「小町の里に広がる知的創造空間」といい、工業団地内の東金市営ガスホルダーや案内板にも小町の絵姿が描かれています。
小町伝説からの派生
小野小町の伝説は全国各地にありますが、東金の小町伝説は、万葉歌人・山辺赤人と旅の歌人・西行とのセットで語り継がれています。
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